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GMailを使っていて、気づいた点
- Subject や本文は UTF-8 となる
- UTF-8 を base64 や Quoted-Printable でエンコードして送信しますので、受信側がUTF-8に対応していない場合、文字化けして読むのに苦労します。
- やたらとQuoted-Printableされる
- 文章のほとんどが日本語であっても、メールの先頭がASCII文字だった場合や、他のメールへの Reply の場合などには QP でエンコードされます。QP の場合、UTF-8 の1バイトが3バイトに膨れ上がりますので、メールのサイズは大きくなります。
- テキストファイルの添付
- テキストファイル(*.txt)を添付すると、その内容や文字コードに関係なく、Quoted-Printableでエンコードされます(Content-Type は text/plain)。
- 半角カタカナ
- UTF-8ですので、半角カタカナを含めて送信することはできますが、半角カタカナを含むISO-2022-JP(もどき)なメールを受信した場合には、文字化けを起こします。
- base64エンコード時の改行
- GMailで書いたメールの本文がbase64でエンコードされている場合、そのメールをデコードすると、改行コードはCR/LFではなくLFのみになります。
- Message-Id が重複するメールの受信
- MLにクロスポストされた場合や、To に自分のアドレスとML宛て両方が記載されていた場合など、同じMessage-Id:のメールを重複して受け取ることになります。この場合、(おそらく)先に受信したほうのみが優先的に表示され、もう一方のメールは受け取ることができません。
- 自分が送信したメールの受信
- ML宛てなど、自分がGMailから送信したメールを受信した場合、Sent Mail に残っている送信控えが優先されるため、自分が送ったメールを受信することはできません。上の Message-Id の重複したメールの扱いと同じだと考えられます。
- 添付ファイルのファイル名
- IEを使うと、特定条件下で添付ファイルのファイル名が意図しないものになってしまいます。Mozillaなどでは発生しません。