痛い目に遭わないとわからない - 極楽せきゅあ日記*2

openmyaMLでも書きましたが、普通の会社で普通に仕事してる人が、どこまでウィルスとかに気を配らないといけないのでしょうねぇ。

もちろん、PCを利用する人全員への継続的な教育っていうのは必要だと思いますが、それでも仕事上、道具として仕方なくPCを使ってるってだけの人にとって、ウィルス対策なんてのは自分の仕事ではないって考えになってしまうのではないかと思います。会社で使ってる普通の道具(コピー機とか電話とか)は、壊れたら壊れてから修理を依頼すればいいわけで、安全に使うために、ここまで日常的に気を使って使用しないといけない機器って見当たりませんよね。
組織としてみた場合でも、感染した本人に、通常の業務を停止させてまで何日もかけてそれを復旧させるぐらいなら、検出→隔離→駆除っていうある程度定型化された手続きなら、それ専門の人を置いておくほうが効率的かも知れません。

自宅で個人的にPCを使っていてウィルスに感染とかって話なら、本人の責任でどうにかするべき(ってか、それ以外ありえない)と思いますが、会社として「このPCを使って仕事をしろ」と命令を出して、社員の側としてはそれを拒否することができない状況なわけで、やっぱり会社としてはある程度面倒をみてやる必要があると思ったりするわけです。

ユーザへの教育にしても、「不審な添付ファイルは開かない」と言われても、開くまでは不審なのかどうか判断がつかないですし、それで感染するのはたいていウィルス発生からパターンアップまでだったりするわけで、必ずしもユーザに非があるとは(個人的には)思えないんですよ*1

…あー。

わがままユーザーはできるだけ痛い目に遭わせてあげましょう

わがままユーザに対する意見だったのですカ。

*1:もちろん、会社からアダルトサイトを見てスパイウェアを仕込まれた、などというのは論外です