各層の大文字小文字の扱いの差異に注意

大文字小文字の判断基準をプログラマが決定する場合でも、Unicode のプロパティを利用して判断する場合でも、また、OS やライブラリで提供される機能を利用して判断するとしても、システムの各階層で大文字小文字の判断基準に差がないかどうかには気を配る必要があります。
アプリケーション内部で問題がないと判断したファイル名が、大文字、小文字を区別しないファイルシステム上で、既存のファイルを壊してしまうかも知れません。
ファイルシステムやデータベースなどの各層での大文字、小文字の扱いを把握しておく必要があります。


(続く)